西尾城は鶴城とも呼ばれ、1221年頃に足利義氏が築城し、西条城と称したのが始まりといわれています。桶狭間の合戦後、徳川家康が今川方城代を敗走させ、1561年(永禄4年)にその臣・酒井政親が城主となり、それまでの西条を西尾と改めました。
西尾藩は明治維新の際、明治政府に忠義立てをして全国に先駆けて城の取り壊しを行ないました。政府が「其の儀に及ばず」と伝えたときには、破却が終わってしまっていたそうです。
1996年には三層の本丸丑寅櫓と鍮石門が再建され史跡公園としてオープンしました。
2006年の「秋の西尾城跡まつり」にあわせて西尾商工会議所に西尾城天守閣をほぼ実物大に再現した絵図が展示されました。
所在地:西尾市錦城町 交通:名鉄西尾駅から徒歩10分
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